世界の企業

中国の電子タバコ市場

リラックス

2018年にケイト・ワン氏らによって作られ2021年1月にニューヨーク証券取引所に上場しています。
時価総額は458億ドル(約4兆8900億円)になりました。

ケイト・ワン

・リラックスCEO 
・年齢 39歳
・2018年に創業リラックスの上場により個人資産1600億元(約2兆5600億円)を獲得し、中国女性富豪番付1位
・経歴:日用品メーカーP&G→コンサル企業ベインキャピタル→ウーバーのゼネラルマネージャー

又一家电子烟公司上市:80后女生掌舵,市值3000亿|电子烟_新浪科技_新浪网 (sina.com.cn)

電子タバコの歴史

中国で電子タバコが流行ったのは米フィリップ・モリス社のアイコスがきっかけです。
日本の免税店で中国人観光客が爆買いし、中国に持ち込んだというのも最近の話です。


さらに中国電子タバコ市場の追い風となったのが2018年末に国際タバコ大手アルトリア・グループが米電子タバコメーカー「ジュール・ラブズ」へ128億ドル(約1兆3600億円)もの巨額出資をしたことです。
これは電子タバコが大手に認められた証になりました。

ネット販売の禁止

2019年11月から電子タバコのネット販売が禁止されたため、実店舗をどれだけ確保するかが市場で生き残るために大事になりました。
リラックスは現在110もの代理店と契約しています。
彼らを通じて2020年9月時点でフランチャイズ店を5000店舗提携販売店舗を10万店舗にまで拡大しています。

製品

リラックスの主力製品は子タバコODM製造最大手の思摩爾國際(スモール・インターナショナル)によって製造されています。

今後の動き

中国では電子タバコの規制はいまだなく今後何らかの規制ができる可能性があります。
中国政府におけるたばこ税及びたばこ企業からの税収は1兆2000億元(約20兆円)に達しています。

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