生活

習慣を変えろ

多くの人が新年を迎えた時に今年の目標を設定する。
今年はダイエットを頑張ろう、新たな技術を身につけようといった将来の自分を想像してわくわくするがその取り組みは長くは続かない。

なぜ新年に目標を立てるのか?

フレッシュスタートは変化を起こすのに役立つ一方で、すでにうまくいっている生活習慣にとってはありがたくない邪魔者になりえる

2007年の調査によると、新年の誓いを立てたアメリカ人の3人に1人が1月末までに挫折し、最終的に5人に4人が失敗する。

自分を変えるのは困難で大変なことだという思い込みのせいで、思い切って足を踏み出せないことがある。
変わりたいと思ってはいるが、実行するのは難しく思えて、始めようという気になれないのかもしれない。

それでも打席に立たなければホームランは打てないのだ。

行動変容を始めるのに理想的なタイミングは新たなスタートのように感じられる「フレッシュスタート」の瞬間である。
新しい年や季節、月、週でもいいし、誕生日や記念日でもいい。病気や新しい町への引っ越しといった人生の節目となる出来事がフレッシュスタートになることもある。

フレッシュスタートが変わろうという意欲を高めるのはまっさらの状態からやり直す機会になるから、またはそうした機会が来たと感じられるからだ。

私たちは自分の衝動や欲求を抑えるのは簡単だと過信しがち。
「未来の自分」は正しい判断ができる気がする。だが「今の自分」は往々にして誘惑に屈してしまう。

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