未来を制する企業

shopify~誰もが自分のお店を持つ時代~

デファクトスタンダード

デジタル時代の到来で小売店を通さずに商品やコンテンツが売れる環境が整っている。
企業のECサイト開発・運営を行っているshopify。
ECサイトの構築から、データ管理、決済、物流、広告運用まで、コマースに必要なあらゆるパーツが揃っています。

shopify

創業:2004年、カナダ
時価総額:約10兆円
175か国に展開

創業者

創業者であるCEOのトビアス・リュトケは、2006年にスノーボードの通販を始めた際、『小規模事業者向けのコマースソフトウェアがない』と気づいたことからshopifyを立ち上げました。
 リュトケ自身がショップを開くときに必要だと感じたものを実装した、「ユーザー視点」から生まれたサービスがshopifyなのです。

【Shopify躍進】パンデミックで「買い物」はどう変わったのか (newspicks.com)

自社のECサイトを作成した企業

コロナによってECやD2C(Direct to Consumer)への流れが加速し、外出自粛が本格化した3月13日〜4月24日の間に、Shopifyを使ってECショップを新設したブランドは、全世界で62%増加(直前6週間比)

日本においても、Shopifyを利用する事業者は前月比で50%増。Shopifyで作られたショップで初めて買い物をした消費者は77%増えました。

  • ナイキ
  • ワークマン
  • ルイヴィトン など

自社のECサイトを構築することによって販売データや顧客データを管理することが今までできなかったことができるようになり、Amazonや楽天といったプラットフォームの制約もありません。

楽天市場との連携

特筆すべきは今までいろんなプラットフォーム(SNS、自社ECサイト、Amazonや楽天)でバラバラに管理していたものを一元化できるようにしたこと。

楽天市場内のショップで購入した注文情報がShopifyと同期し、Shopify内で在庫・発送管理ができる。

流通取引総額(GMV)

2020年通期においては前年比「96%増」の1196億ドル(約12兆5600億円)
10〜12月だけで見ても、前年同期比「99%増」の411億ドル(約4兆3200億円)。同じ10〜12月の楽天の国内EC取扱高は約1兆4100億円なのでshopifyの方が約3倍も多い。

Shopify Investor Deck Q4-2020

ダッシュボード

自社のサイトや取引データは、すべてユーザー自身が管理することができるのでデータを活用し戦略を考えることができます。

ウォルマートと提携

2020年6月15日、世界最大のスーパーマーケットチェーンであるウォルマートと新たなeコマース・パートナーシップを結んだ。
この提携により1,200社ものShopifyの中小販売事業者がウォルマートマーケットプレイスでのビジネスをスタートできることになる。

BASE

日本においても誰でも簡単に無料でネットショップを開設できるBASEが注目されている。

BASE代表は鶴岡裕太氏。
大学在学中だった2012年秋に、誰でも簡単にネットショップを始められるプラットフォーム「BASE」をリリースし、わずか1カ月で1万店舗を集めた。

BASE

創業:2004年、カナダ
時価総額:約3000億円
2019年にマザーズ上場

BASE

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